別に最近になって出てきた話ではないですがね!
「弱者」として拾い上げられることすらない層に対する一般大衆の思いやり・想像力が欠けているようにおもう
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ちょっと前(だいぶ前か…)だとトランスジェンダーの方々のお手洗い利用についてや女子大入学の是非などが話題になっていた
前者はフェミニストの特に過激かつ無知な集団が トランスジェンダー女性が女性用トイレを利用することに不快感を示すのみならず 身体が男性なのだから男性用トイレを使えなどという極めて恥知らずな攻撃を行っていた
後者はまあとくに大きな論争などはなかったようだが 大学が受験資格を認めることにつきニュースなどの報道で「受け入れ」という表現を使っていた点に私は少し違和感を覚えていた
「男女」という単語の文字の並びに文句をいってるやつもいたな 男・女という概念そのものに傷つけられている人もいるかもしれないという考えまでいけたらよかったな
あと最近の話だとやはりスポーツ参加についてでしょうね
当然男性女性に身体能力差があるというのは明らかで だから身体的な「つくり」で競争を二分しろという主張もまあわからなくはないが
どのような区切り方をしても隙間に取り残される人々はでてくるわけで そういう極少数の人の気持ちを踏みにじる無神経さ そもそも思考の片隅にすらでてこないという想像力の欠如
この男女の話は単なる例で 世の中には極最低限の権利を本当に必要としているにもかかわらず こういう幼稚な争いに埋もれて声もあげられない人がたくさんいるはずだ
何かグループわけをしてみて自身の権利を振りかざしてばかりいるのも大概にしとかないとほんとうに恥ずかしい
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思考は広く というのはこういった二元論にしばられることなく その間には 裏には 外側には何があるのかというのを常に頭に巡らせておくべきだということで 多様性とはまさにその行動をささえる力なのだ
答えは狭く というのは二元論で綱引きをしていつまでも馬鹿みたいなガキの喧嘩を繰り返すのではなく 冷静になり一歩ひいて・一つ上のレイヤから事象をみつめて だれしもがそれに向き合えるような答えをみんなでつくりあげていきましょう の意味です ハイ
狭く明瞭な答えを出すためには広く冷静な思考が必要なのです これはもう物理法則に近いものがある