水夏(四章#4)

つづきです

 

 

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妹が病気の症状に苦しむたび不安な気持ちを意識しないようにしてきた主人公...

いつかは向き合わなければならなくなるとアルキメデスに忠告されます


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少し飛んで主人公回想シーン

主人公が施設で暮らすことになった経緯が語られます

 


えぇ…(ドン引き)

4章に限りませんがこの作品の皆さんのご家庭壮絶すぎませんか

 

まあ一応ここでも他の箇所でも父の自責の念や謝罪は出てきますが

本当にすまないという気持ちで胸がいっぱいなら……!

 

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手術の日取りも決まりました

 

 

ちょっと気になったのが 全体通して 愛する人の死から目を背ける主人公という像を際立たせるために 華子はまるであらゆる困難に力強く向き合っているような描写となっているのですが…

この人もまるで別のなにかから逃げているような雰囲気がありました これは俺の勝手なイメージ・感想です

まあこのシーンはちとせの運命に対する不安を覆い隠すというよりは 純粋に主人公の気持ちを慮っただけだと思いますがね

 

 

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とうとう父が亡くなります

 

 

 

 

これめっちゃわかる

自分の人生とは… もっとも大切な軸は何なのか……

別に仕事にかぎらないですね 自分を見失わないようにしたいものです

 

…そしてこの感想(皮肉なものだ…)がまた子供からみた大人への視線という感じがしてまたいいですね

 

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つづきます

(ちょっと1週間ほど間あくかも!)