D.C.P.C.(紫和泉子 篇#4)(完)

つづきです

 

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(前回より少しもどって)

これみて気になったんだけど

普段周囲にみえている紫さんはいったいどんな感じなんでしょうね

 

 

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学校にいっても戻ってきたはずの和泉子がおらず それを不思議におもう主人公

一方彼女にそのことを尋ねると


そうなんですね~ 桜が散っちゃって主人公の目にも擬態後の姿にしかうつらなくなっちゃたのです(だよね?)

って普段みない人がいるならそいつだろ!もしかするとこのきぐるみの装置には石ころぼうしのような効果もあるんでしょうかね?

 

はたしてそういうつもりではなかったんでしょうが

見慣れたクマの姿がいい…… つまり彼女にとっての周囲から認識されている姿への拒絶を主人公から伝えられたように感じてしまったのでしょう

 

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で その言葉は彼女の中の不安となり その気持ちは大きくなっていきます


う~む 難しいわね…

彼女にとっての真の彼女の姿というのはもしかするとこの「偽りの姿」が最も大きなものなのかもしれません

 

で 主人公は

この主人公はこう言うだろうなと思っていました

そしてやはり…

 

……

 

↑これも主人公はそうおもうだろうなと思った(いい意味で)

この隠しきれない穏やかさはいいよね

 

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走り去った和泉子に真意を伝えるべく彼女を探しに走り出します

そんな中突然雨が降り出し クマのきぐるみが雨に弱いということを思い出す主人公

 

彼女を急いでおうちのなかに避難させようと 主人公は鍵を開けるためにジャングルジムの上へ(どうしてジャングルジムかは皆さんの目で確かめてみてくれ)

しかし…

 

 

この場面だけこう切り出すとなかなかシュールですね…

でもねやっぱりふたりとも喧嘩するのは悲しいんですよね

 

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よかった 主人公もきっと同じですよ

 

雨でクマの簡易防護服が使えなくなってしまいました

替えはあるというのですが しかしそれは

これ(おぞましい)ってのは彼女らから見てもやっぱりそういうふうに見えるんですかね…?

 

(こっからしばらくイチャイチャシーン)

 

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そして日付はかわり

そう 嫌な予感というものはほぼ当たってしまうもので

 

なんで消える必要なんかあるんですか(正論)

なんとまた彼女は星に帰ってしまいました……

 

 

……ということでなんとここでエンディングなのです

 

エピローグはぜひ本編をプレイして確認ください!

…でもちょっとだけここで

 

 

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やー 客観的にみるとこう主人公や和泉子の葛藤というか 気持ちのうまく伝えられない加減にヤキモキするかもですが

一方で実際こういう立場になってみると 相手にどう思われているかという不安は我々にも思い当たるフシがあるんではないでしょうか?

これは紫さんルートのみならず形をかえてこの作品の根幹のテーマの一つじゃないかとにらんでいるんですが どうでしょう

 

それにしてもきぐるみクマさんの姿かわいいよね このミニミニデフォルメフィギュアの写真を社内チャットのアイコンにしてます

 

おわり!