人民らへの指導(令和五年五月号)

 

そろそろどんなにぶいアホでも近年の我が国のあらゆる産業から臭ってくる衰退を感じているだろう

 

ぶっちゃけ最早どういう手をうっても 今後10年で程度の差はあれ必ず痛みは経験すると思う

 

原因はもう列挙しきれないほど思いつくが

 

1.働かなさすぎ

これを主張すると必ず 「いや違う、日本人は働きすぎなのだ」という反論がくる

俺は給与所得者が使用者に対して提供してる時間が短いといっているのではない

死ぬほどどうでもいいことには熱心なくせに いざ本気を出すべき肝心の瞬間(マジで瞬間と表現してよいほど一瞬である)にはどういうわけか 俺はそんな熱血野郎ではありませんとばかりに手を抜くのである いったい何考えてんだ???

 

この問題の根本は深いと思う 要するに 努力してる奴を嘲笑ったり何かしらの挑戦の失敗を指弾したりする風潮が若いときから醸成されているのである

ちなみに「嫉妬」という感情はここから枝分かれして伸びていくものだ

 

何も常に死ぬ気で働けといってるわけではない サボるとこと力を入れるところの適切な切り替えを徹底しましょうということが伝えたい

俺も完璧ではないが一般人らに説教できるほどにはがんばってると思う

 

2.粘りがなさすぎ

こっちはむしろ個人というより企業側の問題ですね

新しいことにはとにかく積極的な姿勢であるフリはしときたいから 節操なくいろんなことに手は出すが ゴールの見えない不安を打ち負かし数多の障害を乗り越え最後までやり抜く/やり抜かせるフトコロはこれっぽっちも持ち合わせていないのだ

だからPoCだの補助金制度だの止まりで大爆発するネタが出てこない

石の上にも三年…… はちょっと意味が違うけど 色々頑張ってる奴にはもう少し寛容な姿勢で見守ってやれよと思う

 

なおここでいう粘りというのは ある程度まではしっかりと全力でひっついて もうどうにもならんときにブチッときれいに切れる特性をいいます

未練がましさとはむしろ真逆の概念なので注意されたい

 

3.他者への敬意がなさすぎ

手前は(一般大衆に対して)人民だの平民だの吐かしといてよく言うわといった指摘は無効なのでご了承ください(笑)

いや真面目な話俺はかなりそのへん誠実なほうだと思うよ ほんとに

 

これは1.とも関連しているのだが なんというか… 他人のいいところを探すという発想が一切無いバカが増えている気がする

要するに最低点数を探して自分と比較しているのだ マジで救いようがない

余裕がないんだろうね 人間とある底を抜けるともういかに自分がマシかという考えに終始するようになると誰かから教わった記憶があるが……

別に何もかもが自分対他者の殺し合いってわけじゃないんだからさ…

(そのくせ底辺は表面上のクソの役にもたたない「仲間」を探しているのだから可笑しい)

 

 

以上

よろしくお願いします