D.C.P.C.(芳乃さくら 篇#10)(完)

おまたせしました

つづきです

 

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音夢もさくらに対していろいろ思うところはあるのでしょう

しかし「さくらを助けてあげて」 この場面は音夢が主人公を信用しているということをよく表していると感じました

そしてこの主人公の自覚もいいですね

主人公はこの出来事にケリをつける決心をします

 

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そして桜公園の桜へ…

 

半分は自身に そしてもう半分はさくらに語りかけるように

 

・・・💧

う~む やっぱり主人公が来てくれることを期待してたのでしょうね

 

↑↑↑ かわいい!いじらしい!

 

いままでのたくさんのうれしいことが夢ではないということをみとめて

夢を終わらせるために魔法の桜とお別れする決意ができました

 

 

(実は俺はあんまり見たことない)

 

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この桜の始まりも終わりも「願い」というのがとても切ないですね…

 

 

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これ 唯一かつかけがえのない願いだから… というふうに解釈しましたがいかがでしょうか

 

 

……そして

 

 

魔法が解けても… ということですね

このへんお互い割りと軽口のやりとりもありましたが 心の中ではふたりとも不安でいっぱいだったのでしょう

 

 

 

(´;ω;`)

そうですよね 今終わらせようとしている夢と魔法があってこその始まりですもんね…

 

 

――また春に会いましょう

……

…………

 

 

終わっちゃった…

 

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例によって結末の詳細はここでは書きません!

下の画像はヒントです!!

 

強くなったな… さくらも主人公も…!

 

 

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さてさて さくらルートの総合感想です

やっぱり作品の中心キャラなだけあってストーリーが濃く かつあらゆる箇所に深掘りできそうなポイントがありました ここで書いてきた感想にも多分に私の推測が入り込んでいます

さくらの中で音夢に対する感情をどう処理したのかも気になりましたね

 

音夢ルートと同じく全体的にある種の暗さが織り込まれており

そこをうまくくどくない程度の軽めの会話パートでベタベタと陰湿にならないよう仕上げている部分にシナリオ制作者の力量の高さを感じました

 

さくらや音夢以外のルートではかなりストーリー全体の雰囲気が違ってくるヒロインもいるのですが 感心するのは主人公の主人公らしさの一貫性でしょうか

このへんアマガミの主人公と対極かもですね 

彼はルートごとに別人かと思うほどの振る舞いや言動の変化があるので……

 

おわり!!